国鉄瀬棚線記念会
【瀬棚線資料室】
~よみがえる、想い出の鉄路~
国鉄瀬棚線資料室
瀬棚駅で出発を待つ臨時海水浴列車
撮影:上田 哲郎氏
国鉄瀬棚線と
瀬棚線資料室について
1929年に太平洋側の国縫⇔花石間の開業を皮切りに、1932年に日本海側の瀬棚まで全通した、48.4kmのローカル線。途中二つの峠を越える難ルートを、苦労して開削しました。
日本海側のニシンをはじめとする魚介や木材、石炭を搬出するのに活躍しました。特に今金-北檜山-瀬棚の交流の活発化により、路線末端部の乗車率が高く、末端部のみの折返しの列車もある、不思議な線でした。
残念ながら約30年前に国鉄再建法に基づき、廃止となりましたが、新設となった「せたな町生涯学習センター」に当時の運行の様子を再現、展示しております。ぜひ、ご来場ください。
瀬棚線資料室や沿線の最新情報は、左記Facebook「国鉄瀬棚線30年記念会」をご覧ください。
瀬棚線観光入場券の台紙より
1987年
1929年
48.4km
11駅
瀬棚線開業
路線廃止
総延長
駅数
展示・活動内容
瀬棚線資料室
展示・監修
駅名板や時刻表など瀬棚線の遺構だけでなく、駅長や機関助士さんなどを取材、当時の生き生きとした運転状況を、パネルで再現しています。
また、さよなら列車の乗客限定の、沿線花石地区の名産である「メノウ」で作った記念品は必見です。
沿線ジオラマ制作・
Nゲージ運転会開催
瀬棚線資料室には、記念会で手づくりした「瀬棚駅」のジオラマがメイン展示品のひとつ。1/160スケールで、緻密に再現されています。さらに美利河駅のミニジオラマも加わりました。
不定期ですが、これらジオラマにつなぎ、Nゲージ運転会も行っています。⇒実施が決まりましたら、HPでお知らせします。
廃線遺構調査・
ハイキング会開催
廃線から30年以上たっているので、現存している遺構は少ないながらも、路盤や思いもかけないところにキロポストなどが埋もれています。
発見した遺構はGoogleMapに落として、皆様も辿れるよう情報提供を行っています。
また不定期ですが、廃線をめぐるハイキング会も実施しております。⇒実施が決まりましたら、HPでお知らせします。
ギャラリー
アクセス・お問合わせ
☆国鉄瀬棚線資料室
(せたな町生涯学習センター内)
◆せたな町生涯学習センター
〒049-4805
北海道久遠郡せたな町瀬棚区本町651番地
Tel: 0137-87-3901
⇒センターの開館状況や道順は、こちらにお問い合わせください。
☆アクセス
・公共交通機関
JR長万部駅より函館バス瀬棚上三本杉
行に乗車(1時間40分)
⇒瀬棚市街下車 徒歩5分
・お車
国道229号線から道道447号線に入り、
東へ300m走ったところを右折100m右側
☆お問い合わせ(⇒国鉄瀬棚線記念会)
「瀬棚線」や資料室の「展示内容」、「イベント」についてのお問い合わせには、こちらのフォームをご利用ください:
☆資料室・沿線の最新情報
☆開館時間
・開館時間 10:00~17:00
・休館日 毎週月曜日
祝日の場合は開館
⇒翌日休館に振替
瀬棚線資料室や沿線の最新情報は、下記Facebook「国鉄瀬棚線30年記念会」をご覧ください。